こんなお悩みはありませんか?
・口元が盛り上がって見える、横顔が気になる
・気づくとお口がポカンと開いてしまう
・笑った時に歯茎が目立つ(ガミースマイル)
・姿勢が悪く、猫背になりやすい
これらは一見バラバラの症状に見えますが、実は「お口周りの筋機能」「舌の位置」「呼吸の仕方」といった共通の原因が関係していることが多くあります。
矯正治療から1年経過
矯正治療の概要
検査およびセファログラム(頭部X線規格写真)等の分析の結果、下顎前歯部の叢生(永久歯が生えるスペース不足によるデコボコ)および左側乳犬歯部のクロスバイト(左奥歯の噛み合わせが逆になっている状態)を伴う「Ⅰ級叢生」と診断しました。
また、骨格や日常の癖を確認したところ、上顎の水平的成長(中顔面の前方への発達)の不足と、それに伴う下顎の劣成長がみられました。さらに、頭部が前に傾いた猫背姿勢や口呼吸(お口ポカン)のほか、上顎の正常な発達を妨げる「低位舌」、やや逆嚥下の傾向、スマイル時の口角の下がりといった機能的な特徴も認められました。
これらの所見を総合し、今回のケースは単なる歯並びや噛み合わせだけの問題ではなく、姿勢・呼吸・舌の位置・飲み込み方といった「お口周りの機能全体の課題」が複合的に影響し合うことで、上顎および下顎の正常な発育が妨げられている状態であるように診断(現在の状況を評価)しました。
治療計画
STEP 01
呼吸の改善
鼻呼吸を促すための呼吸エクササイズからスタートし、マイオブレイスK0を使用。持続的な鼻呼吸が可能になった段階でK1へ移行する。
STEP 02
癖の克服
誤った飲み込み方(嚥下)の習癖を改善するため、マイオブレイスKシリーズとアクティビティを実施。
STEP 03
歯列(アーチ)拡大
下顎の永久犬歯が萌出するためのスペースを確保するため、上顎を水平方向(前方)へ発達させ、正しいアーチフォームの獲得を目指す。ブラケット(ワイヤー矯正装置)を使用せず、自然な歯並びの獲得を優先する方針(最終段階で歯並びの微調整にブラケットが必要となる場合あり)。
矯正治療期間
2025年5月〜 現在(約8か月経過 ※)しており、アクティビティは計13回実施しています。
治療開始から5か月後
保護者様より「下の歯の並び(幅)が広がってきた気がする」と実感していただきました。実際の口腔内確認でも、下顎だけでなく上下顎ともに歯列弓(歯が並ぶアーチ)の順調な拡大が確認できました。
治療開始から11か月後
保護者様より「くちゃくちゃと音を立てて食べる(咀嚼音)ことが少なくなった」という嬉しいお声をいただきました。お口周りの機能(正しい飲み込み方や口唇の閉鎖)がしっかりと育ってきている成果の表れです。
2026年7月
順調な発育に伴い、使用するマウスピース装置を次のステップである「P3N」へ変更しました。さらなる機能改善と顎の成長を促すため、現在もアクティビティを継続して頑張っていただいています。
その他・注意事項
治療期間・治療効果には個人差があります。
マイオブレース矯正は成長期のお子様の骨格発育を利用した治療法のため、開始年齢や協力度により結果が異なります。
治療中、装置の違和感や慣れるまでの不快感を伴う場合があります。
症例により、最終的な歯並びの微調整のためブラケット等の追加装置が必要となる場合があります。









